4猟期目が2/15で閉幕しました。
今猟期も例にもれずあっという間に終わってしまいました。
そして猟期が明けたと同時に、新たなスタートを切ることになりました。
以前の記事(「どんな狩猟をしたいのか」)でも書きましたが、
これからは単独での狩猟をしていきます。
“命”とはなんなのか。
“食べる”とはどういうことか。
“生きる”とは。
唯一の正解などない(その意味ではやはり自分が狩猟に求めているのは哲学です)
そんな問いの答えを探し続けていきます。
狩猟のスタイルとして、形として、
何がベストなのかは今のところは全く分かりません。
単独忍び猟、猟犬を使った単独猟、罠猟。
様々な狩猟スタイルに挑戦しながら、
見極めていこうと思っています。
それと並行して、全国の狩猟行脚をしようと考えています(日々狩り旅)。
将来的には海外も(ジビエの本場フランス・イタリアなどのヨーロッパ圏、アラスカなど漠然と)。
アイヌの人々がまだいたのなら会ってみたかった。
どんな土地があって、
そこにはどんな狩猟文化・歴史があって、
どんな猟師さんがいて、
どんな生き方をしていて、
どんな哲学を持っているのか。
まずはそれらに自らの五感で触れてみたい。
その中で見聞きしたこと、感じたことを伝える(文字なのか、写真なのか、映像なのか、どんな伝え方があるのかは模索中です)。
そして、これはどこまでできるかは未知ですが、
“訪れた先々の土地で実際に狩猟をしてみたい”とも考えています。
その土地に住み、暮らされている猟師さんたちを最大限尊重した上で、
可能であれば挑戦してみよう、と。
こちらのチャレンジ少し時間がかかりそう。
ひとまずは、
①自分のやりたい狩猟スタイルの哲学と実践レベル(技術)を高めていくこと
②全国の狩猟文化・歴史・人に触れ、伝えること
をやっていきます。
拡幅
もう一つ、狩猟とは全く別ベクトルのこととして、取り組もうとしていることがあります。
自分が狩猟を通して得た哲学や感覚や学びを、他の分野(例えば教育とか)にどの程度まで影響というか、応用(通用?)させることができるのか模索してみたい、という思いがあります。
狩猟という枠の中だけに留めているようではいけない、というのかもったいない気がするんです。
自らが得た豊かさを、他者と共有するにはどうしたらいいのか。
その伝え方、やり方にはきっといろんな方法があるはずなので、それを色々試してみたい。
そのために狩猟とは全く畑違いの分野にいる方たちとの対話を重ねていきます。
自分のいる世界と、自分が見たことも触れたこともない世界の重複部分に可能性があるはずです。
まだ企画段階ですが、今度実際にトライしてみることになったので、
形になったらこのブログ内でもシェアします。