自作くくり罠を作製してみたものの、空弾きが続いていた罠猟。
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その原因はバネの長さと強さが適切ではない説が浮上したので、
早速注文していた改良用のバネが届いたので付け替えました。
注文した押しバネ
右側:優来より3㎜太く、力の強いバネ
今回注文したのは上の二つの押しバネ。
オーエスピー商会さんで発注しました。
左側のバネは今まで使っていたバネと同じ太さ。
ただしこちらの方が200㎜長いため、直径20㎝のくくり罠に適したバネの「効きしろ」を得ることができます(以下S-1)。
右側のバネはより太く、力も強いバネです。
長さも300㎜長いため、これも同様に十分な「効きしろ」を確保できます(以下S-3)。
一つ懸念することがあるとすれば、
従来よりも全長が長くなっている分、圧縮長も長くなるので、
圧縮した際に仕掛け部の塩ビ管30㎝に収まらないことになります。
そこが見た目的にも、動作的にもどう作用するのかは不明です。
まぁやってみて不具合があればまた対策を考えるとします。
付け替えてみた
早速押しバネを付け替えて試運転してみました。
付け替える際に、バネが長くなった分、ワイヤーも長さを伸ばす必要があることが判明し、ワイヤーも足りる長さで付け替えました。
バネを圧縮しきった感じでは、
「かなりギチギチ」
従来よりも罠自体のパワーは確実に上がっていますね。
懸念していたバネの余った部分は…
こんな感じです。10㎝程塩ビ管から出てしまいましたが、
枠に乗せた感じでは作動部分に干渉することもなさそうなので、このままいきます。
作動させてみた
ではではいざ作動させてみます。
まずはS-1の方から。
「ッッジャ!!!」
いい!いい感じ!
作動スピード、跳ね上がり力、締め付け力、どれも確実に上がっています。
跳ね上がり位置も写真のように高くなっています。
バネの効きしろを長く持たせているので、その分締め付け具合も強くなっています。
ちなみに旧型の跳ね上がり位置はこちらです。
角度的に分かりづらいので申し訳ないのですが、
柄のシール部分を目安にしてもらえれば分かってもらえるかと。
5㎝跳ね上がり位置が高くなっていました。
続いてS-3の作動をさせてみます。
「ッッジャッッ!!!」
こちらも作動・締め上げスピードは格段に速くなりました。
跳ね上げ位置はというと、S-3の方がさらに高くなっています。
S-1よりもさらに3㎝ほど高い位置です。
バネはより太く力が強い。そして効きしろを長く持たせているのでより強くなっています。
当然、締め上げ力もこちらの方が強いです。
改良結果
バネを付け替えてみて、やはりこの改良は正解だったと思います。
S-1よりもS-3の方が安心感がありますね。
価格的にはS-1の方が若干安価ですが、
少し高くてもS-3を使っていきます。
あとは実際に仕掛けてみてその結果から判断するしかないので、
それについては追って書こうと思います。