ハクビシン捕獲(再)

ハクビシン捕獲(再)
2019年8月20日
gen

前回に続いてまたもやハクビシンを捕獲しました。

今回は「箱罠」ではなく、鹿を狙って掛けていた「くくり罠」で獲りました。

鹿を狙って掛けていたので想定外の結果ですが(狙い通り捕獲できていないという点では反省です)、解体してお肉の状態まで捌いたのでそのことについて書こうと思います。

鹿を狙っていたのだけど…

今回はもとよりハクビシン狙いではなく、鹿狙いだったので人家の近くではなく、山に入ってくくり罠を掛けました。

掛けた翌日見回りに行くと…

「ん…?掛けた箇所が妙に荒れてる…」

よーく見ると、可愛らしい顔が木陰から覗いていました。

「またお前かっ!」

鹿ではなくて悲しさ半分、ちゃんと自作の罠で獲物を捕獲できて嬉しさ半分でした。

しかし近くによって確認すると、丸々とよく肥えたハクビシンでした。

不思議なことに、

食べものがよくありそうな人家の近くのハクビシンよりも(生ごみやら畑の作物やら豊富に食料はありそう)、山の中で捕獲したハクビシンの方がよく脂肪を蓄え太っていました。

イメージだと逆になりそうですが。

前回はオスで、今回はオスでした。繁殖時期とかが関係しているのかな?
調べてみると、ハクビシンは通年通して繁殖できるそう。
うーん。謎ですね。

単純に山の中の方が食べ物があるということなのでしょうか。

空気銃で止め刺し

前回の反省を生かし、今回は空気銃で一発で止め刺しできるよう考慮しました。

まずはハクビシンが一旦落ち着くのを待って、刺激しない距離まで離れました。

しばらくすると、周囲の状況を確認するように動きが穏やかに。

顔の眉間中央を打ち撃ち抜けるようにしっかりとスコープで狙いを定め…

「プシュッ」

一発で止め刺しすることができました。

それから数秒で心臓も止まり、息絶えました。

ひとまず安堵。

後ろ足に掛かっていた罠を外し、近くの川で内臓を抜いて冷やしました。

ここまで迅速に行えるかどうかが肉の質にかなり影響します。

解体

日中は仕事があったので、仕事終わりにハクビシンを回収して解体しました。

内臓を抜いたときにすでに分かっていましたが…

「脂かなりのってる」

実際に後ろ足から皮を剥き始めると、お尻部分の脂もかなりのっていました。

その割に獣臭さもほとんどなく、肉の状態はかなり期待できます。

皮剥ぎは結構大変

脂がのっている獣の皮剥ぎはけっこう大変です。

脂を身に残すように剥いでいく必要があるのでかなり神経使います。

ハクビシンは身体が小さいのですぐ終わるかと思いきや、

その小ささ故に、小刻みな刃先の扱いをしなければならなくていつもの数倍集中しました。

余談ですが、鹿は脂がのっていてもその脂の質のせいなのか皮は剥ぎやすいです。加えて鹿の脂は融点が高いので、食べすぎると下痢します。

だから脂を全部残そうとする必要もないので気持ちも楽です。

真空パックして解体完了

最後に部位ごとに真空パックして解体は完了です。

こんな感じです。白い部分は全て脂です。かなり脂ついていますよね。

あとハクビシンの頭部を重曹入りのお湯でコトコト煮込んで頭骨を取り出しました。

前歯はかなり鋭くて大きく、臼歯は小さめです。

左目上部分が止め刺しの際に弾が着弾した箇所ですね。

脳に貫通していたようです。こういう止め刺し方を身に着けていきたいものです。