前回記事「 鹿コール猟③【2019.10.22】」の様子を、
その日同行していた方が映像として撮影・編集してくれていました。
結論から言うと、今回その動画はお見せできません。
「なぜか?」
は後半で触れますが、そのことも含めて日々狩りブログの新たな試みについて書いていきます。
日々狩りチャンネル
と、いうことで実は動画アップ用のチャンネルを開設しました。
「日々狩りチャンネル」といいます。
こちらのチャンネルで狩猟の様子をおさめた映像をアップしていこうと思っています。
とはいえ、まだ動画はあげていないのでコンテンツは何もないですが…
ひとまずご覧になってくださっているみなさん、「チャンネル登録」だけお願いします(笑)
これからアップされてくるはずなので。
今回の撮影協力してくれたのは、長野県木曽町にある長野県林業大学校の学生さん。
動画撮影や編集を趣味でやられていて、狩猟の様子もぜひ撮影してみたいとのことで今回の撮影に至りました。
【撮影協力者紹介】
長野県林業大学校
〇instagram
〇facebook
彼はSNS等で林業大のリアルな情報を発信をしています。
興味のある方はぜひ覗いてみてください。
「林業を知らない人へ林業の魅力を伝えるべく、趣味の動画編集を用いて情報発信に奮闘中。林業に限らず様々なカテゴリーの情報発信に興味を持っている。」
動画という媒体
動画というメディアは、それ自体が持つ情報力がとても強いです。
故に視聴者に伝えやすい、反面、それを使うことの難しさもあります。
私は「狩猟」という題材を扱っています。
獣の殺生をします。
鉄砲も扱います。
いろんなルールや法に違反しない行動が大前提になります。
否が応でも慎重にならざるを得ません。
実を言うと、今回の撮影協力の中でも、
「あ~しまったなぁ」
という失敗をしていました。カミングアウトしてしまっていいのかどうか分かりませんが、これも経験なので。
結局、そのことが原因で撮影・編集していただいた動画の公開を断念しました。
不特定多数の方が視聴するわけですから、
誰に何を言われれてしまうのかわからない、というこわさがあります。
ただ、今回の失敗は決して無駄ではなくて、
ある意味、姿勢を正させてもらいました。
「発信する」ということは、「見られる」ということ。
それはブログにおいても一緒です。
第三者の視点を常に自分に向けて吟味する必要があります。
これは良いのか、悪いのか。
正しいのか、正しくないのか。
自分だけでやっていると、どうしても、
「これぐらいはいいだろう」
という怠慢が出てきます。
それは狩猟をやる上であまりよろしくないと思うのです。
無事故・無違反でこれからも狩猟を続けていく上でも、
自らの行動一つ一つに常に第三者視点で意識を向けておくことは結構重要だぞと感じました。
その意味でも、ブログや動画を用いて発信するという手段は、
自分から自分に対するフィードバックが常にあるので有効な気がしています。
また文字・写真媒体(つまりブログ)だけでは伝えきれない要素もあります。
そうなると映像というメディアにもチャレンジしてみたい。
ウェアラブルカメラを用いて、第一人称視点で狩猟の動画を発信していらっしゃる方は現段階でも数多くおられます。
その中で、自分はどんな方向性の、どんな内容の動画を発信するのか。
これから精査していきたいと思っています。
基本的には「日々狩りブログ」のベクトルを踏襲して、
狩猟の実際の様子、その中での命との向き合い方を伝えられる内容にできればと考えています。
できない理由を挙げ連ねるのではなく、
どうすれば「実現可能」になるのか。
常にその姿勢で進んでいきます。