上下二連のトラップ銃を譲り受けて、初の射撃に行ってきました。
今回は猟友会主催の猟期前の射撃講習会。
狩猟に関わる事故防止の講習も兼ねています。
鉄砲の安全な取り扱いの再度確認もしてきました。
射撃練習
今回は、
- 5mダブルトラップ25個撃ち ×2ラウンド
- 10mシングルトラップ20個撃ち ×1ラウンド
- スキート20個撃ち ×1ラウンド
の、合計140個撃ちでした。
タイトルにもあるように、トラップ銃での射撃は初でしたので、
「体で覚えるしかないよな~」と感覚を掴めれば御の字、
ぐらいの気持ちで臨みました。
トラップ銃の特徴
私はスキート射撃からのスタート。
上下二連のトラップ銃は基本的に、
Over(上の銃口)とUnder(下の銃口)があって、
それぞれ絞り具合が違います。
Overはフルチョーク(全絞り)といって、
二の矢に対して使います。
Underはインプモデ(3/4絞り)といって、
初矢に対して使います
トラップ銃はトラップ射撃を想定して作られている鉄砲です。
ダブルトラップ(クレーが二枚飛んでいく)の場合、
二枚のクレーには距離の差があります。
手前のクレーと奥のクレー。
要はどういうことかというと、
Underは初矢(手前のクレー)、Overは二の矢(奥のクレー)に対して撃つということです。
そんな特徴の予備知識を入れたうえでいざ射撃へ。
スキート射撃
スキート射撃からスタートでした。
【20個撃ち×1ラウンド】
結果から先に申し上げますと、
5/20枚。
もうズタボロでした…
スキート射撃においては、
「狙い越し」が重要だと頭で分かってはいても、
まだクレーが到達していない、何もない空間に撃つことがなかなかできない。
クレーが見えると引き金を引いてしまいます。
トラップ射撃
【5mダブルトラップ25個撃ち×2ラウンド】
1ラウンド目
13/50枚
2ラウンド目
14/50枚
こちらも変わらずズタボロ。まったく当たらない。
当たる感覚を覚えようと努めたのですが、
当たる回数が少なすぎて、その感覚すら掴めないまま終わりました。
というか追い方がほんとにしっくりこないんですよね。
ちゃんと追えているのかがまず分からないし、
クレーを撃つタイミングも分からず探り探り。
お、当たった!というタイミングで次も撃とうとするけども、
かすりもせず。みたいなことの繰り返しでした。
なんなんだ。
【10mシングルトラップ20個撃ち×1ラウンド】
8/20枚
これもズタボロ。シングルのクレーだったので、
ダブルトラップよりは落ちついて撃てた感覚がありました。
追い方を意識して撃てたな、と。それでも数は当たっていないですが。
やはり撃つタイミングが掴めませんでした。
クレーを追って、クレーがどこで見える位置で撃つのか。
射撃の実地練習は行けていませんでしたが、
挙銃の練習だけはしていたので、頬付けと肩付けはしっくりきていました。
毎回同じ目線の高さでリブを見ることができるようになっていたのは成長だと思います。
それでも…
トラップ銃を手にして、ここまでボロボロだとけっこうきますね。
射撃もいろんな理論や理屈がありますが、私はまだまだそのだんかいではないな、と。
とにかく射撃の経験を積んで、感覚を掴むしかないです。
精進します。ここからどれだけ伸びるか見ていていただけたら嬉しいです。
その中での練習方法やコツなどはこちらでシェアしていきます。