前回記事「養鶏記録①」で書いていた発酵飼料。
仕込んでいたものが上手くいったので書いておこうと思います。
上手くすれば材料費0円で作ることができます。
発酵飼料は文字通り発酵させているので、
整腸作用があります。
納豆やヨーグルトのような発酵食品みたいなものだと考えてもらえればいいかと思います。
それを食べた鶏たちの糞の臭いが軽減されるのだとか。
では早速。
発酵飼料の作り方
つくり方はとても簡単。
まずは大きめの密閉可能な容器を準備します。
個人的には、長方形のプラの米びつみたいなものがよい気がします(理由は後述)。
【材料】
①米ぬか(コイン精米機とかで無料でもらえます)
②野菜くず(野菜の切れはしを使ってます。)
③炭水化物(要は糖分で発酵菌たちのエサ。余ったごはんとか。私は消費期限の過ぎたそうめんなどの乾麺を入れました)
①:(②+③)=1:1になるように入れます(目分量でOKです。)
④水(上記材料を混ぜたものに少しずつ加え、全体がそぼろ状にまとまるくらい入れます)
【攪拌】
この発酵飼料は好気性の菌による発酵を促すものなので、
一日1~2回全体を攪拌してやる必要があります。
そのときに容器の底が深いと上下の攪拌度合いにムラが出てしまうので、
容器は深すぎない長方形の容器が適しています。
米びつみたいな容器がいいと言った理由はこれです。
うまく発酵が進むと、
3日目あたりから発熱してじんわり温かくなってきます。
これが確認出来たら完成です。
基本的には一度作った飼料は使い切ってしまいますが、
冷凍保存してもよいみたいです。
この自家製発酵飼料に、市販の配合飼料を混ぜて与えています。
発酵飼料の方がにおいが強いからか(米ぬかの発酵したにおいがけっこうします)、鴨たちはすごいがっつきます。
鶏を育てている方、
ぜひ試してみてください。