ついに罠でイノシシ捕獲成功した話

ついに罠でイノシシ捕獲成功した話
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やっと!ついに!

苦戦し続けていた罠猟でイノシシを捕獲しました。

いやもう感激・感無量です。

本当に失敗続きだったので、壁を越えられた感がすごいです。

「これでまた一歩前進できる!」と思えます。

失敗ループに陥っていたここ数か月

まずは失敗続きだったこの数か月、

過去記事はこちらからどうぞ↓

・罠の製作

・罠の設置

・空弾きは虚しい

・空弾きの連続

・自作くくり罠失敗の原因が判明したかも

・自作くくり罠を改良

・くくり罠空弾きの瞬間

罠失敗の原因を探る毎日

とにかく試行錯誤の日々で、

というのも失敗の原因が何なのか明確に絞れないんです。

それは多分「いくつもの要因の複合的な結果」なので、

少しでも失敗に結び付きそうな可能性のあるファクターは片っ端から潰していくしかない。

「これもかな?あれもかな?」

と思いつくものを一個ずつ改善してきた、という感じです。

ベテランの猟師さんたちはおそらく度重なる経験の中で、

この「失敗→改善」を日々繰り返されていて、

そうして技術は熟練されていくんだろうな、と。

今はグーグル先生に聞けば大抵のことは情報として得られるわけですが、

実体験からしか得られない情報(知恵や経験値)は確実にあるなぁと罠猟を通して学ばせてもらっています。(というかこっちの方が圧倒的に大事)

捕獲したのはイノシシ

前置き長くなりましたが、

今回罠に掛かっていたのはイノシシでした。

オスのイノシシで50㎏はあったと思います。

鼻に掛かっているのは引き出し用のワイヤーです

トレイルカメラ映像①

トレイルカメラ映像②

山から引き出してくるのにも一苦労。

気が付いたら日が暮れ始めていました。

こいつは罠を掛けていたところに以前も通っていたイノシシです。

トレイルカメラの写真

身体の大きさ的にもおそらくこいつだろうと。

シンプルに嬉しい

やっぱりこれだけ失敗続きの中で、

その末に罠が成功したのはめちゃくちゃ嬉しかったです。

ましてや嗅覚も鋭く、神経質なイノシシを捕獲することができたという事実は自分の技術が上がってきているという証でもあるかな、と(おごりではなく、まだまだ未熟者ですがそのレベルの中でも経験値は得られたな、という実感です)。

こういった成功体験は「自信」になります。

猟犬の訓練

猟犬の訓練の様子

罠に掛かったイノシシを相手に猟犬の訓練もしました。

連れていくと、すぐに反応して吠えたててくれるようになってきました。

こういう姿を見ると嬉しくなります。実践でも発揮してほしいですね。

成功の要因は何だったのか考察してみる

トレイルカメラ映像【空弾き】

やはりこの映像でも分かるように、

成功に直結した一番の要因は「におい」対策だったかなと考えています。

とにかく獣たちはにおいに対して敏感。

夜間、視覚が効かない中で、最も頼りにできるのは嗅覚や聴覚。

音のない罠に対しては嗅覚で対応しているはずなんです。

トレイルカメラ画像

このオス鹿も、罠の仕掛けてあった手前では警戒する動きをしていました。

罠は一旦外してあったので、仕掛けてあった時の残臭に反応したのだと推測できます。

ちなみに今回はこのポイントに二つ罠を仕掛け、

一つは自作、もう一方は譲ってもらった古いもので(どちらも上の写真のようにおい消しを施しています)、

古い方の罠に掛かっていました。

つまり「よりにおいの少ない方」です。

掛かった瞬間の映像がないので断定はできませんが、

古い罠は今までイノシシが使っていなかった側の獣道に仕掛けたので、

「自作の罠のにおいに反応してルート変更→古い罠が仕掛けてある獣道を歩いた結果罠に掛かる」

というパターンの可能性が高い、と睨んでいます。

あと足の掛かりもしっかり蹄の上まで括れていたので、

踏み板もちゃんと踏み込んでくれています。

まぁ「におい」に限らず、

失敗を重ねる中で罠の掛け方に関する小さな改善は沢山していますが、

総合するとそれらは「罠の設置スピードの向上」につながっているので、

結果「残臭の軽減」にもなっています。

ですので、現段階で罠の成功の秘訣を端的に挙げるとすれば三つです。

①適正な規格の動作不良のない罠を使用すること

②罠と人の「におい」を可能な限り軽減すること

③獣が通っている獣道に仕掛けること